1孤高の旅人 ★2020/01/07(火) 13:19:43.41ID:Hodnk5lo9 18歳の学力は世界一、でもその後は…日本の大学教育の「ヤバい現実」
1/7(火) 11:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200107-00069555-gendaibiz-life
日本の高校生は本当に優秀
開成中学校・高等学校校長の柳沢幸雄氏による秀逸な教育論だ。柳沢氏は著書『18歳の君へ贈る言葉』のなかで高校卒業時点での日本人の知的水準が極めて高いことを強調する。
〈ハーバード大学の大学院で10年以上、その後、東京大学の大学院でも10年以上、そして現在は開成中学校・高等学校の校長として、国内外の学生を見てきた経験から言って、私は自信を持って断言できます。日本の18歳の学力は世界中のどの国の学生と比べても高く、その知識量は世界に誇れる日本の財産です。
これはなにも開成の生徒だけを指して言っているのではありません。私はいろいろな学校の生徒を対象にして公開授業を行っているのですが、どの学校の生徒に会っても「日本の高校生は本当に優秀だ」と感じます。
世界最高峰の大学のひとつと言われるハーバード大学に入学してくる18歳に比べても、日本の高校生のほうがずっと学問の基礎知識を持っています。さらに多くの高校生は自主的であり、自律性に富んでいます。
ただ、18歳の時点で世界一優秀だったはずの日本の学生たちが、40歳になってからも世界で一番優秀かと問われると、残念ながらイエスとは言えません〉。
18歳のときに優秀だった若者が40歳で残念な中年になってしまう。大学教育に構造的欠陥があることがその要因と柳沢氏は考える。
〈日本の学生は、大学入学時には世界一優秀です。これは、大学入試で求められる知識のレベルが世界でもっとも高いことが大きく関係しています。そのかわり、大学に入学さえしてしまえば、よほどのことがない限り卒業できるので、「大学合格=ゴール」と考え、それからの時間をまったく勉強せずに卒業してしまう学生も少なくありません。
例えば、ヒアリングが求められるようになった英語のセンター試験を超えてきた学生たちは、大学入学時には英語力が高いのですが、その学力を維持しなくてはいけないシステムがないので、日本の大学生の英語力は入学時がピークでどんどん失われていきます。
(中略)このように、厳しい入学試験で学生を振り分け、しかしいったん入学した後はさほどの苦労をせずに卒業できる日本の大学のシステムは「入口主義」などとよく揶揄されます〉
「入口主義」だと大学教員も教育にそれほど力を入れなくてもいい。大学教員の意識改革が日本の教育を変える上で死活的に重要だ。
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以下はソース元で
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