1蚤の市 ★2020/05/31(日) 08:19:12.84ID:8U7H7qrO9 北九州市「資料館で展示検討」
太平洋戦争中に墜落した米爆撃機B29の残骸とみられる金属片が北九州市内の山中で見つかり、航空戦史研究家の深尾裕之さん(49)=大分県=が28日、市に寄贈した。市は2022年に八幡空襲や戦時下の暮らしを展示する平和資料館を開設予定で、「展示に活用できるか検討したい」としている。
深尾さんは4月上旬、同市門司区の山中で、B29のエンジン前部のオイルポンプや油圧計、機体の外板とみられる金属片など数十点を発見。B29と同型エンジンを所蔵する航空科学博物館(千葉県)に問い合わせ、形状が同じであることを確認したという。
28日には、墜落死した米兵の埋葬に関わった同区の広済寺で慰霊祭があり、米兵の写真とともにB29の残骸も手向けた。
慰霊祭後、オイルポンプや油圧計など3点を市に寄贈した深尾さんは、「地域の歴史を伝える資料として生かしてもらえれば」と話した。残る数十点の金属片は米兵の遺族に届ける。
門司市史や米軍資料によると、1945年5月27日深夜から28日未明にかけて、B29の編隊が関門海峡を封鎖するために機雷を投下。日本軍の対空砲火を受け、1機が墜落した。搭乗員11人のうち10人が墜落死し、1人は捕虜になった。
西日本新聞 2020/5/31 6:00
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