新型コロナウイルスに打ち勝とうとムーブメントが起きています。なんだかほっこりしますが、ある言い伝えがありました。
うろこのある体に長い髪の毛とくちばし。「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの漫画家・水木しげるさんが描いた江戸時代の妖怪「アマビエ」です。水木しげるロードのゴール地点である島根県の隠岐の島には、アマビエのオブジェがあります。今、なぜ注目が集まっているかというと、姿を描いて見せることで妖怪「アマビエ」が疫病から人間を守ってくれるという言い伝えです。
SNSでは、早速「アマビエチャレンジ」や「アマビエ祭り」というキーワードで、それぞれが自作のアマビエを披露。美しい女性として描いたアマビエに、ラッセン風のアマビエ。マンホール風。コロナウイルスと闘う姿をスタンプにした人も。
そして、描くだけでは物足らず、彫刻したり、アマビエのラテアート。布でアクセサリーを作ったり、小さいミニチュアに挑戦する人や、自らアマビエのコスプレをするという人も。
アマビエが現れたと言い伝えられている熊本では、オリジナルのアマビエをキーホルダーにするサービスを始めました。すでに300件近い申し込みがあり、客の減少に悩む飲食店などで販売。先週末の2日間で作った80個が完売しました。疫病退散の妖怪は早速、地元の企業に御利益をもたらしたようです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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