1みつを ★2020/01/02(木) 03:21:05.18ID:5dfyEC7j9 【杉様】「もちろん売名だよ」超大物俳優の痛快すぎる福祉論 50年前の原爆被害者慰問でスーツに着いた被害者のシミを洗った

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「もちろん売名だよ」超大物俳優の痛快すぎる福祉論
被災地支援や福祉活動に精力を傾けてきた、歌手・俳優の杉良太郎。「売名」「偽善」といった批判をものともしない、杉流の痛快ボランティア論。

2020/01/01 1:00:37 GMT
Ryosuke Kamba
神庭 亮介 BuzzFeed News Reporter, Japan
歌手・俳優の杉良太郎は、長年にわたって被災地支援や福祉活動に精力的に取り組んできた。

「売名」「偽善」批判への思い。被爆者との交流で抱いた「罪悪感」。原点となった養老院の思い出――。

「福祉は一方通行」を持論とする杉に、ボランティア哲学を聞いた。

「売名ですか?」
中略

――様々な施設を慰問されてきたなかで、特に印象に残っているのは。

最近になって思い出すのは、50年前に広島・長崎の病院を慰問した時のこと。戦争や原爆に対しては思いがあったから、被爆者の人たちに会った時は声も出なかった。

歌い終わった後に握手してほしいと手を差し出されて、その手が水ぶくれだった。握手したら、プチッと音がして中から汁が吹き出ました。

真っ白なスーツを着ていたんだけど、握手して抱き合っているうちに、うっすら黄色いシミがついた。まるで地図みたいにね。それを覚えてる。

背負った罪悪感

――忘れがたいですね。

問題はその後。私はトイレに行って手を洗って、服についたシミをハンカチで落としたんです。

誰かに見られたら何て言い訳をしよう。表面では善人ぶった顔で握手して抱き合って、陰では一生懸命、手も服も洗ってるじゃないか。

これは人には言えないなと思った。墓場まで持って行かないといけない。ものすごい罪悪感を背負っちゃったわけですね。

最初にこのことを打ち明けたのは、一緒に慰問に行った作家の川内康範先生。慰問から15年くらい経って、ふいに当時の話になりました。

川内先生から「良(りょう)には真実を話すけど、実はトイレで手を洗った。いまでも、ものすごく後悔してる」と言われた。

「初めて言うけど、自分もあの時手を洗ったんだ」と答えました。いまなら一生の宝としてこのスーツをとっておこうと思うけど、25歳の若造にはそこまで知恵が回らなかったね。

でも、50年前に行っておいてよかったな。行っているから、この話ができるんで。
(リンク先に続きあり)

宮城・石巻の避難所でカレーをつくり被災者に配る杉良太郎=2011年4月2日
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