当然だが日々出会う人々は“いい人”ばかりではない。ダークで“腹黒い”、サイコパスと呼ばれる人々について少し理解を深めてみてもよいかもしれない。
サイコパスは“欠陥”人間ではなかった
反社会的かつ自己中心的、衝動的で、他者の感情を操作して利用しようとし、モラルや法を犯すことも厭わないダークで“腹黒い”、サイコパスと呼ばれる人々は、一説では人口の1%ほどを占めるといわれている。しかし刑務所の中ではその割合は15?25%と急上昇することから、それだけ犯罪と関係が深いことは否定できない。
サイコパスと診断される人々は、人としての大切な何かが“欠けて”いるのだろうか。しかし意外なことに最近の研究では、サイコパスは一般的な人よりも人一倍、感情の抑制が求められているため、結果的に脳機能が発達し、社会的成功を勝ち取れるポテンシャルを秘めていることが示唆されている。サイコパスの一部は社会的成功者になっているのである。
米・バージニアコモンウェルス大学の研究チームが2019年9月に「Personality Neuroscience」で発表した研究では、サイコパス特性を持つ人々の脳と脳活動をモニターしてその特徴を探っている。
80人と64人の大学生が参加した2つの実験において研究チームは、脳の腹外側前頭前野(ventrolateral prefrontal cortex、VLPFC)の灰白質密度がサイコパス特性と正の関係があることを突き止めた。つまりサイコパスは脳の一部の灰白質密度が高く優れた脳機能を有していることになる。
どうしてこのようなことが起こるのか。それはサイコパスが自らの反社会的な衝動に気づき、普段からその衝動を抑えることが習慣化しており、自然に自己抑制を司る脳のこの部分が発達してくるのだという。
したがってサイコパスは決して人としての何かが“欠けて”いるのではなく、むしろ“盛られて”いることになる。そしてこうした脳機能の特性がポジティブな方向に働けば社会的に成功に繋がる可能性を大いに秘めているということだ。サイコパスに対する認識を一新する研究と言えるのかもしれない。
サイコパスは企業組織で出世しやすい!?
人望はなさそうに思えるサイコパスが以外に社会的成功を遂げているというのは奇妙に思えるかもしれない。しかし最新の研究では企業組織において、高い地位とサイコパス特性にポジティブな関係があることが報告されている。サイコパスは実際に“出世”しているのだ。
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