1パンナ・コッタ ★2021/10/19(火) 21:26:15.43ID:txfFzDdE9https://eiga.com/news/20211007/9/ 日本の有料動画配信市場において、Amazon Prime Videoが圧倒的な会員数を有していることが、メディア・パートナーズ・アジアの調査によりわかった。米ハリウッド・レポーターが報じた。
同社がインテージ社との提携により、独自のリサーチプラットフォームを通じて、日本における主要なVODサービスの配信コンテンツの消費量を測定、分析した。日本のプレミアムSVOD市場の会員数は、8月末時点で合計4400万人。そのうち、Amazon Prime Videoの加入者数は1460万人で33%のシェアを占め、Netflixは600万人、2020年にサービスを開始したばかりのDisney+は180万人という結果だった。
Amazon Prime Videoが市場を大きくリードしている理由としては、ECサービスとの包括プラン、サービスの使いやすさ、競争力のある価格設定、ニッチな作品も網羅した豊富なライブラリー、通信キャリアとの提携などが挙げられた。
また、Amazon Prime Videoでは、アニメ作品をはじめとした日本の番組が視聴時間の70%近くを占めており、米国の映画やシリーズ作品は20%ほど。一方、Netflixの視聴時間の約25%は韓国ドラマで、米国の作品は15%程度、Amazon Prime Videoと同様に日本のアニメ作品も主要コンテンツとなっているという。
そのほかの主なサービスの会員数は、Huluが280万人、dアニメストアが250万人、U-NEXTが240万人。また、有料動画サービスにおける視聴時間のシェアではTVerが全体の16%を獲得し、存在感を示した(Amazon Prime Videoは26%、Netflixは10%)。なお、Disney+が10月27日に「スター」ブランドの作品の追加を予定しており、アカデミー賞受賞作「ノマドランド」や「タイタニック」、大ヒットR指定映画「デッドプール」、「glee グリー」「ウォーキング・デッド」といった人気ドラマシリーズがラインナップに加わることから、競争の激化とカテゴリーの拡大が予想されている。