1Toy Soldiers ★2020/06/12(金) 14:45:17.14ID:AjGCU06K9 米国のThe National Interest誌が史上最高の艦上戦闘機と銘打って様々な時代や国の艦上戦闘機の中から5機を選出して発表している。
参考:These Are History’s 5 Best Aircraft Carrier-Launched Fighter Jets Ever
空母で運用される航空機は洋上の不安定な空母の飛行甲板から発艦したり短い飛行甲板に着艦しなければならないため、
強制的に機体を停止させるアレスティング・ワイヤーの衝撃に耐えうる頑丈な機体構造や降着装置、狭い艦内に収納するため主翼の折りたたみ機構など備えるなど陸上機よりも遥かに設計や製造が難しい。
しかし幾つかの国では、設計の自由度が高い陸上機に勝るとも劣らない艦載機開発にチャレンジして「洋上の航空基地」といわれる空母の運用に変革をもたらしてきた。
今回、米国のThe National Interest誌は空母で運用されてきた航空機の中から最も優れた実績を残した艦上戦闘機を5機選出している。
同誌の選出基準は制空戦闘機として設計され実際に実戦(空対空戦闘)での実績があることを挙げているため、空対空戦闘にも使用できた艦上攻撃機や大規模な空対空戦闘を経験していないF/A-18E/Fやラファールなどは除外されているので注意して欲しい。
では、The National Interest誌が選出した史上最高の艦上戦闘機5機を見ていこう。
日本:零式艦上戦闘機
1機目は、本格的な空母運用が始まった第二次世界大戦で連合軍側(主に米国)に独特な設計思想と高度に訓練されたパイロットの組み合わせで衝撃を与えた日本帝国海軍の「零式艦上戦闘機」を挙げている。
The National Interest誌による選出理由は、40,000ポンド未満の軽量な機体と1,000馬力級の空冷星型発動機の組み合わせは水平飛行で機体を530km/h以上に加速することを可能し、
当時の単発戦闘機としては驚異的な航続距離(2,500km以上)を実現して空母運用の歴史に変革をもたらしたと評価しており、
特に零戦は同時期の陸上戦闘機に劣らない速度性能と空地空戦闘で優れた格闘戦能力を示し連合軍の戦闘機(ハリケーンやF4Fワイルドキャットなど)を圧倒したと称賛しているが、
零戦の驚異的な性能は防弾装甲を省き極限まで軽量化を施された独特な設計によって達成されており、搭載する発動機の性能と相まって機体の能力向上に費やせる余裕がほとんど残されてないかったとも批判している。
結局、この性能を活かせる腕を持ったパイロットの喪失と連合軍機側の重武装・重装甲化が進むと、流石の零戦は当初の輝きを急速に失ってしまった。
米国:F4Uコルセア
2機目は、日本の零戦によって支配されていた空中戦をひっくり返したF-6Fヘルキャットよりも高性能で第二次世界大戦後も活躍し続けたF4Uコルセアを挙げている。
米国:F9Fパンサー
3機目は、朝鮮戦争で米海軍初のジェット戦闘機撃墜を記録したF9Fパンサーを挙げている。
英国:シーハリアー
4機目は、世界初の実用垂直離着陸機(VTOL機)シーハリアーを挙げている。
米国:F-4ファントムII
最後の5機目に滑り込んだのは、F-14ではなくF-4ファントムIIだ。
(抜粋)
全文はソースで
https://grandfleet.info/military-trivia/the-best-ship-fighter-ever-selected-by-us-media/
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